みなさん、こんにちは。11日(土)には浦和駒場スタジアムで、プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ、ASエルフェン埼玉との一戦を迎えます。

開幕戦となったホームでのINAC神戸レオネッサ戦は、立ち上がり相手の攻撃を受ける形になりましたが、その後、我々のペースにして得点もできました。ただ、前半終了間際の失点が非常にもったいなかったと考えています。後半は五分五分の試合展開でしたが、最後のところで経験やプレーの精度で相手に上回られ、勝ち越されてしまいました。評価できるところもありましたが、それが勝ちにつながらなければなりません。あの試合は、勝たなければいけない試合でした。

続くジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦は、特に前半で受けて立ってしまい、我々の良さを出せず、ジェフLの良さが出てしまいました。失点は、不運なオウンゴールで、後半は積極的に攻めましたが、ゴールを割ることができませんでした。相手に対して受けて立ったときに、まだまだ弱さが出てしまいますから、そのあたりは常に選手たちに向けて投げかけていく必要を感じています。そして、良くなかった点については、修正しないといけないと考えています。

開幕から連敗という状況ですが、この世界は勝ったり負けたりというのが常です。それに、我々は開幕前から飛び抜けたチームというわけではなく、どのチームとも差はないと考えていました。その中では、2連勝することもあれば、2連敗することもありえると考えていましたので、想定外ではありません。

ただ4月1日のトレーニングで長船が負傷してしまったことに関しては、彼女を守備の中心と考えていただけに、チームにとって非常に痛いと感じています。しかし、そうしたこともこの世界では当たり前にあることです。長いリーグを戦う中では苦しい状況もありますから、全員でカバーしながらやっていきたいです。

ASエルフェン埼玉との対戦は、同じ県のチーム同士のダービーマッチということで、相手もいつも以上に力を出してくるでしょう。決して、簡単な試合にはならないと考えています。スピードのある選手がいますので、しっかりと対応していく必要があります。

ここまで残念ながらみなさんに勝利を届けられてはいません。AS埼玉とのゲームでは何としてもいいゲームをして、ファン・サポーターのみなさんに勝利をプレゼントしたいです。チームとしてはアグレッシブに、チャレンジャーの気持ちを持って、我々の良さを前面に出していく戦いをしていきます。AS埼玉戦でも、最後まで選手たちへの熱いサポートをよろしくお願いいたします。

0411coach