チームは、第15節でベガルタ仙台レディースに逆転で敗れたものの、その後の伊賀フットボールクラブくノ一、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースとのアウェイ2連戦は、相手を無失点に抑えて勝利した。

吉田監督が「内容こそまだまだ満足できるものではないが、粘り強く戦えるようになった」と言い、キャプテンの後藤三知が「今まで練習で意識付けしていたものが、意識せずにピッチで表現できるようになってきた」というように、チームはリーグの前半戦に比べて、着実に積み重ねたものを発揮できるようになってきている。

今節対戦するのは、すでにリーグ優勝を決めた日テレ・ベレーザだ。13勝2分け2敗、得失点差+38と圧倒的な成績をおさめており、日本女子サッカー界で最も強い相手との対戦だ。

速攻、遅攻を使い分けることのできる強敵だが、レッズレディースとしては、球際、攻守の切り替えといった、戦術以前のベースの部分で相手を上回ることはもちろん、相手の出方を見た上で、柔軟に戦い方を選択し、相手の予測を超えていきたい。

おそらく、多くの選手たちが、今季これまで残留争いのプレッシャーを感じながら戦ってきたはず。そのプレッシャーから解放されたとき、どのようにチャンピオンチームに挑み、どんなプレーを見せるのか。その姿に注目したい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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