【ハートフルクラブコーチによるハートフル体験記】vol6(コラム)


ハートフルクラブコーチ陣がリレー方式でこれまでハートフルクラブでおこなった活動の経験談や体験談、コーチが大事に思っていることなどをハートフルクラブ掲示板で配信いたします。

6回目は「盛田(もり)コーチ」です。」

「経験」

みなさん、こんにちは。ハートフルクラブコーチの盛田剛平です。
新型コロナウイルスの影響で学校へ行けなかったり、外で友達と遊べなかったり、いろいろなことを制限されてストレスを感じてる人もいるかもしれません。でも、こんなときこそ、自分勝手なことはせず、いろいろな人の気持ちになって行動する「おもいやり」の心を持って過ごしてね。

今回、盛コーチが話をするのは「経験」についてです。

いろいろなことを実際に見たり、やったりすることね。
みんななら、今までやったことがないことで、でも別にやってもやらなくてもいい、どっちかというと面倒くさいことが目の前にあったとき。どうする?
何もしなければ楽だよね。でも、盛コーチはそういう場面になったとき、積極的にやってみることにしてます。
だってそのほうが絶対に自分にとっての「経験」として身につくから。
「やらなくてもいいこと」なのかもしれないけど「自分が今までやったことのないことを習得できる人生で1回しかないチャンス」と盛コーチは考えるの。
そんなふうに考えると、ほら、やらなきゃ損だし、勿体ないと思えてくるでしょ?
そりゃうまくいかなかったり、失敗することもあります、でもそれさえもやらなければ味わえなかった「経験」です。失敗から学ぶことの方がたくさんあるしね。
みなさんにはすごく大きな可能性が秘められています。
だから、いろいろなことに興味を持って、そしてチャレンジしていってほしいです。そのチャレンジすべてが「経験」として自分に備わっていきます。やりたくないことでも、自分のためになる、成長できることだと思えば、「やろうかな?」と思うでしょ?


盛コーチ、ちょっと前までサッカー選手してました。
試合に出られたり、出られなかったりを繰り返す、二流までもいかない、三流くらいの選手でした。それでも41歳までの19年間プレーできたことは誇りです。
FW→DF→FWとポジションを変えたり、クビになってもトライアウト受けたり、サッカー選手でいるためにいろんなチャレンジをしてきました。良いことも悪いことも含め、すべてがいい経験でした。
そして今も、ハートフルクラブで、すばらしい経験をさせていただいてます。
小学校や幼稚園・保育園に行って、スクールを行い埼玉の子供たちと触れ合い、海外で子供たちとサッカー交流、そしてその国の歴史や現状、文化を知ったり、東北被災地での活動で実際に見たり、聞いたりしていろいろなことを感じたり。すごくありがたい経験です。


そして、いつも感じるのは、日本の日常の生活はすごく恵まれてるなということです。
でも、それをどうやってみんなに伝えればよいのかをずっと考えて、悩んでました。
当たり前だと思ってることに感謝したり、幸せを感じるなんてなかなかできないですからね。
でも、今のこの状況なら、普通に学校へ行って、机並べて友達と勉強したり、公園で思いっきり遊んだり、サッカーすることがどれだけ幸せかということがみんなにも気付けたはず。
そして、そう思えたのは、このコロナウイルスの影響で自宅で過ごしてる今の「経験」があるから。
だから、この自粛が解除されて、普段の生活がもどったら、この日常はすごく幸せなことなんだと感じつつ、いろいろなことに一生懸命チャレンジしてもらいたいです。
もちろん、今だからできることもたくさんあると思うから、それもみつけてね。

はやくみんなとグランドやスタジアムで元気に会える日がくるのを心待ちにしてます。
ラーメン大好き盛コーチより