浦和レッズは、Jリーグ第2節サガン鳥栖戦での差別的と見られる事案が発生し、Jリーグから無観客試合という制裁を受けましたことを真摯に受け止めています。
安全で快適なスタジアムづくりに向けて、セキュリティ(安全)とコミュニケーションを積極的に推進することを目的とし、5月1日付で、以下のとおりクラブ内の組織体制・人事の見直しを行います。

1. 「運営部」が担っていたファン・サポーターの方々とのコミュニケーション機能については、「ファン・コミュニティ・プロジェクトチーム」を立ち上げ、そこに移管します。「運営部」は、試合運営とスタジアムに関わるセキュリティ管理に重点を置いた組織として、「競技運営部」と改称した上で、責任者を新任いたします。

2. 「ファン・コミュニティ・プロジェクトチーム」は、ファン・サポーターの方々とのコミュニケーションを図り、絆を深めていくことを喫緊の課題とし、役員を責任者(プロジェクトリーダー)として、快適なスタジアムづくりに向けて、ファン・サポーターの方々との円滑なコミュニケーションに取り組んでいきます。

3. クラブ全部門から公募して、若手社員などによるクロス・ファンクショナルなプロジェクトを立ち上げ、「企業風土」、「社員の意識」、「業務プロセス」などについて議論を重ね、今後の発展につながるアイデアをまとめ、施策を立案していきます。