17日、大原サッカー場のサポーターズカフェにて、『あいり＆じゅり姉妹の世界旅行記×浦和レッズ復興応援プロジェクト出発式』が行われ、レッズからは選手を代表して武藤雄樹が出席。姉妹の想いが込められた人形を受け取った後、この取り組みに協力する意欲と共に、20日(水)に行われるシドニーFC戦で勝利することを誓った。

特定非営利活動法人ガーネットみやぎが支援する『あいり＆じゅり姉妹の世界旅行記』は、東日本大震災で姉のあいりちゃんを失った妹のじゅりちゃんが、姉妹で世界旅行をしたかったという想いを人形に託し、協力者と共に人形を連れて世界各地で思い出の写真を撮影する取り組みである。

今回は、その取り組みに賛同した浦和レッズが協力者となり、アウェイで行われるAFCチャンピオンズリーグのシドニーFC戦に向けて、チームと共に人形をシドニーまで連れて行く。

出発式では、はじめにガーネットみやぎ事務局の小笠原啓太さんからプロジェクト概要の説明が行われた後、ガーネットみやぎの武田智成さんから、姉妹の思いが込められた人形が武藤に手渡された。

武藤は「姉妹の想いが込められた人形と一緒にシドニーに行ってきます。じゅりちゃんの願いでもある姉妹2人での海外旅行に少しでも協力できればと思いました。僕たちの試合にも参戦してくれるので、しっかり試合に勝つことでいい旅の思い出にしてもらえたらと思います」と語った。

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