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2011年度経営情報開示

2011シーズンは、ヤマザキナビスコカップでは7年ぶりに決勝に進出し準優勝となったものの、リーグ戦で15位に終わりました。また、リーグ戦ホームゲームでの1試合平均入場者数は33,910人で前年比15%減少し、非常に厳しいシーズンとなりました。「強くて魅力あるチーム」「地域の誇りとなるクラブ」を目指し続けるという大きな方針に向けた歩みを停滞・後退させてしまったことは否めず重く受け止めています。

経営面では、営業収入5,382百万円、営業費用5,290百万円となり、営業利益92百万円、税引き後の当期利益61百万円と、黒字を確保しました。設立以来初めて赤字を計上した2010年度に対し減収・増益となっております。
営業収入の3本柱である入場料収入、広告収入、グッズ収入は、合計では前年比11%の減少となりました。一方、外国籍選手の移籍金やヤマザキナビスコカップ準優勝の賞金があったため、営業収入合計としては前年比4%の減少に留まりました。東日本大震災の影響を受け試合日程の見直しやシーズンチケットの払い戻し等があったとはいえ、収入面では厳しい経営環境が続いています。
営業費用に関しては、商品在庫の評価・廃棄ルールの見直し・適用を開始したことに伴い、在庫品の処分費用が発生しましたが、入場者数に応じた試合運営費の見直し等を行い、事業運営費の削減を図りました。チーム運営費の減少には、選手の移籍金償却の終了や外国籍指導者の報酬等の減も含まれています。その結果、事業費用は前年比10%の減少となりました。一般管理費は、業務委託費や通信費の圧縮等を図り、前年比9%の削減となりました。
当期利益61百万円を充当した後の純資産は376百万円(利益剰余金は216百万円)となりますが、より強固で筋肉質な経営体質への改善、更なる財務基盤の強化に向けて努力して参ります。

2012シーズンは、クラブ設立20周年を迎えます。この機会を活用して浦和レッズを取り巻く方々と共に歩んでいく活動を活発化させ、「この街に浦和レッズがある幸せ」の輪を更に広げて、次世代のホームタウンの人たちへ繋げていきたいと考えております。
2012シーズンはクラブの信認回復とともに、チームの立て直しを進めることが最大の目標となります。編成機能を強化し、可能な限り強化費用を確保した上で、実績のあるミハイロ・ペトロヴィッチ新監督の招聘、日本代表を含む新戦力を獲得しました。近い将来、再び優勝を争いアジアチャンピオンズリーグに出場できるようにクラブ・チームを再建・再生させて参ります。


2011年度の事業収支、財産状況等の数値は下記リンクボタンから別ページ(PCサイト)の経営情報でご覧いただけます。

■2011年度決算報告

2011年度経営情報開示

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