日本中が注目しているリオ五輪に、レッズの選手が出場しているというのは、誇らしい気持ちだった。

残念ながら遠藤と興梠は予想される一番早い日程で帰ってきたわけで、水曜の練習からチームに合流している。普通なら、2人とも明日の試合に出るには問題ないように思えるが、地球の裏側から24時間かけた移動の疲れはかなりあるだろう。また11日に試合が終わったとはいえ、中2日で3試合という疲労もあっただろう。

そして、五輪という大きな大会を終えた後の精神的影響。それは肉体的疲労や時差ボケなどとはまったく次元の違う、想像がつかないものだ。

そこからの何よりの回復剤は埼玉スタジアムの雰囲気なのではないかと思うのだがどうだろう。明日の川崎フロンターレ戦、遠藤と興梠がどう試合に絡むのかわからないが、仲間のプレーとレッズサポーターの応援に触れて、早く浦和レッズのワタルとシンゾウに戻ってもらいたい。

また明日20日(土)のMDPは、五輪代表不在の間に4得点を挙げた“武藤雄樹祭り”。これも興梠にとって大きな刺激になるかもしれない。

なお、前回話題になった、過去のMDPの表紙をすべて原寸大でプリントして並べた大型シートは、明日も南門の二次フェンスに掲出されます。そこでMDP500号、501号も追加販売されます。その場所で私がMDPの25年に関するトークを行っていますので、時間に余裕がある方はお越しください。

もう一つ。今回からMDPの文字が大きくなりました!(清尾)

◆オフィシャルマッチデープログラム(MDP)は、浦和レッズのホームゲームで発行する小冊子です。試合が何倍も面白くなる記事を満載してお届けします。1部 300円(税込)で、試合当日、レッドボルテージ、浦和PARCO1階「レッズゲート」、埼玉スタジアムMDP販売ステーションでご購入いただけます。発売開始時間は、概ねキックオフ4時間前となります(当日の交通事情等により、発売時間が前後することがあります)。
レッドボルテージでは、バックナンバーのお取り扱いもございます。レッズゲートは、浦和駅東口からのシャトルバスをご利用になる方にオススメです。

MATCHDAY PROGRAM 502
2016年8月20日(土) 2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節 川崎フロンターレ

■contents(抜粋)
・MIHAILO PETROVIC／監督からのメッセージ
「難しい下位の相手に3連勝して川崎Fを迎えた それぞれが役割をこなし、自分たちの戦いをする」
・WILL TO WIN／試合に向かう選手たちの思い
「これまでと同じように」西川周作
・PREVIEW／北條 聡さんが語る今日の見どころ
「真の強者を決める、全員が主役の総力戦 実力伯仲の勝負、攻守の切り替えがカギ」
・THE WARRIORS／矢内由美子氏コラム
「武藤雄樹◎乗り出せば止められない男 今季二度目の量産期に突入」
・浦和レッズ×川崎フロンターレ 戦いの歴史を振り返る
・INTERVIEW／選手インタビュー
「大事な試合でチームを勝たせるゴールを」武藤雄樹