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『プライドリームス埼玉 親子スポーツクリニック2017』が開催

21日、埼玉県熊谷市の彩の国くまがやドームで『大成建設 presents プライドリームス埼玉 親子スポーツクリニック2017』が開催され、事前応募で集まった埼玉県在住の小学生とその保護者107組214名が、サッカー、野球、バスケットボール、ハンドボール、バレーボール、ソフトボールのうち3種目を体験し、コーチや現役選手たちと交流を図りながら、スポーツを通じて楽しい一時を過ごした。

2010年3月に設立したプライドリームス埼玉は、「スポーツで埼玉をもっと元気に!!」をキャッチフレーズに掲げ、ひとりでも多くの人にスポーツの素晴らしさを体感してもらうことや、スポーツに親しめる環境を広げていくことを目的に活動している。

プライドリームス埼玉には、浦和レッズ・浦和レッズレディース・大宮アルディージャ・ちふれASエルフェン埼玉(以上サッカー)、埼玉西武ライオンズ(野球)、大崎電気ハンドボール部(ハンドボール)、埼玉ブロンコス(バスケットボール)、上尾メディックス(バレーボール)、戸田中央総合病院メディックス(ソフトボール)の6種目9チームが登録されている。

浦和レッズからは、ハートフルクラブの落合 弘キャプテン、宮沢克行コーチ、神野真郎コーチ、小礒義明コーチ、永井良明コーチ、西川優大コーチが参加し、サッカーの指導を担当。また、レディアファミリーからはレディアとシャーレくんの親子が参加した。



開会式では、主催者を代表してプライドリームス埼玉の森雄一代表理事と、来賓を代表して大成建設ハウジング株式会社 関東支店の内田博営業部長より挨拶があった後、参加チームの代表者が一人ずつ挨拶を行った。落合キャプテンは「お父さんお母さんが一生懸命にがんばれば子供も必ずついてきます。今日一日楽しんでください」と呼びかけた。準備運動が行われてから、いよいよ親子スポーツクリニックがスタートした。

親子スポーツクリニックは、参加者の方がAからGまで7つの体験コースの中から1コースを選んで参加する形となっている。1コースは、異なる3つの種目で構成され、1種目45分で行われる。サッカーの種目は、浦和レッズ、大宮アルディージャ、ちふれASエルフェン埼玉が受け持ち、レッズは1コマ目と3コマ目のクリニックを担当した。





9時30分から行われた1コマ目は小礒コーチが、12時30分から行われた3コマ目は宮沢コーチが中心となってクリニックを進めていった。参加者の方は、ボールを使ったメニューでウォーミングアップをした後、試合形式のゲームを行ってサッカーを楽しんだ。クリニックは、お互いにコミュニケーションを取ることや、相手への思いやりを持つことの大切さを感じさせる内容となっていた。







特に人数ゲームと呼ばれるゲーム形式では、明るく活気のある雰囲気の中で行われ、参加者の方は、ゴールが決まると応援する仲間のもとに駆け寄って笑顔でハイタッチを交わして喜びを共有していた。

すべての種目を終えると閉会式が行われ、各競技から1チームが代表して感想を述べた。サッカーを代表して宮沢コーチは、「大人も子供もみなさんが元気よくプレーしてくれてうれしかったです。ぜひまたどこかでみなさんとお会いできたらと思います。今日はありがとうございました」と挨拶した。



最後に選手、コーチングスタッフ、マスコットキャラクターたちによって花道が作られ、参加者は笑顔でハイタッチをしながら彩の国くまがやドームを後にし、和やかな雰囲気の中で、『大成建設 presents プライドリームス埼玉 親子スポーツクリニック2017』は終了した。



12月には各チームの現役選手が出演する『プライドリームス埼玉 トークフェスティバル2017』の開催も予定されている。

【落合 弘キャプテン】
「以前は親御さんが遠慮してなかなか入り込めない場面もありましたが、今日は子供だけでなく親御さんも一緒に楽しんでくれていたのでよかったです。他の競技のみなさんとふれ合う機会もありましたし、我々にとっても刺激を受けるいい機会になりました。

今はなかなか身体を動かす機会が少なくなりがちですが、身体を動かすのに一番いいのはスポーツだと思います。身体を強くする過程の中で、心が強くなったり優しくなったりして、つながっていってほしいと思います。埼玉県のスポーツを盛り上げていくためにも、我々が果たすべき役割や責任は大きいと思います。スポーツの持っている一番いいものを理解して、それを受け入れた"埼玉人"になることができればと思います」

【宮沢克行コーチ】
「僕は3コマ目のクリニックを担当しましたが、みなさん疲れている中であったとは思いますが、一生懸命に楽しくやってくれていたと思います。今年は各スポーツチームごとに一つのクリニックを担当していたので、よりハートフルクラブの色を出していこうと意識しました。相手のことを考えながらやっていこうと伝えながらやっていたので、少しでも頭に残ってくれたらと思います。みなさんが楽しんでいる雰囲気の中で、自分たちも楽しさを感じながらできたと思います。他の競技の様子も見ることができたので、そこから自分たちの改善点なども感じることができると思います。そこはプライドリームス埼玉の醍醐味の一つだと思います。

埼玉県のスポーツを盛り上げていくためにも、僕たちの役割を果たしていきたいです。ただ、そこは目に見えない部分なので、結果はすぐには出ないと思いますが、目に見えないところでの活動をがんばることが一番重要だと思っています。継続して一生懸命やっていくことが大事だと思います」

【神野真郎コーチ】
「参加者の中にはサッカーに興味がない方もいらっしゃったと思いますが、それでもみんなで一生懸命にボールを蹴ってゴールを目指していたので、あらためてチームスポーツのすばらしさを感じました。終わった後もいい表情を見せてくれましたし、そこで親子のコミュニケーションが生まれたりして、ハートフルクラブの活動としてもよかったと思います。サッカーをやっている子供も、他のスポーツに興味を持つきっかけになったと思います」

【小礒義明コーチ】
「僕は4回目の参加になりますが、今日は子供も親御さんもみなさんが一生懸命に取り組んでくれたと思います。埼玉県の様々なスポーツチームが参加した中で、参加者のみなさんもいろいろなスポーツを体験できたと思います。僕も時間ができたときに他のスポーツの様子を見ることができました。同じようなメニューをやっているところもあれば、違うことをやっているところもあって、個人的にもいい刺激を受けることができました」

【永井良明コーチ】
「参加者の方が『なかなかこういう機会がないので、親子で参加して一緒に身体を動かせて楽しかったです』と言ってくれました。様々な種目を体験できるのは子供にとってもいいことだと思うので、とてもいいイベントだと思います。他の競技から自分たちに生かせるものもあると思いますし、いい勉強をさせてもらいました。参加者の方だけでなく、コーチ陣も含めていい経験になったと思います。また、今日来ているちふれASエルフェン埼玉の選手にレッズレディースジュニアユース出身の選手がいたので、久々に会って話ができてうれしかったです」

【西川優大コーチ】
「僕は今回が初めての参加になりますが、いろいろなスポーツが体験できたり、親子で参加できたりするので、とてもいいイベントだと感じました。最近は家族のふれ合いが少なくなっている話もよく聞きますが、その中で親子がスポーツを通じて会話をして、一緒に身体を動かせるいい機会だと思いました。クリニックの合間に、バスケットボール、ハンドボール、バレーボールを見に行きましたが、ハンドボールでは、選手がとても速いボールを間近で投げてくれたのを見て刺激になりました。他のスポーツの方と一緒になる機会も少ないですが、間近で見ることができていい経験になりました。

僕は今年にハートフルクラブに入ったばかりなので、今は周りの方々に支えられながらいろいろなことを吸収しているところです。自分が選手だったときは人の話を聞く側でしたが、今は人に伝える側の立場になって、その難しさを感じています。もちろんいいものを提供したい気持ちがある中で、楽しさの中にも厳しさがあったり、サッカー以外の人間性の部分も伝えていかなければいけません。そこはハートフルクラブがメインとしているところですし、自分も共感している部分なので、しっかり伝えられるようにしたいです」

■プライドリームス埼玉オフィシャルサイト
http://www.pds-saitama.jp/

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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