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『ハートフルクラブ15周年記念イベント』開催

9月1日、埼玉スタジアムで『浦和レッズハートフルクラブ15周年記念イベント supported by AFC』が開催された。このイベントはアジアサッカー連盟(AFC)が協賛しており、AFCが実施しているCSR活動『AFC Social Responsibility Activities』の一環として、例年AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝クラブが主体となり各種取り組みが行われている。

また、この記念イベントには、浦和レッズハートフルクラブスクールの6年生のメンバーのほか、2011年の東日本大震災で被災した岩手県下閉伊郡山田町にあるFC山田ヴェルエーニの子供たち16人や、2007年のACL出場を機に活動をスタートしたハートフルクラブのアジアでの活動が縁でサッカーを始めたタイ・ロムサイFCのベン君(児童養護施設の子供たちによるサッカー・ワールドカップのタイ代表選手)もゲストとして参加した。被災地やタイの子供をさいたまに招いたのは初めてだった。





イベントではまず、AFC会長相談役であるデイビッド・ブルハ氏が、「浦和レッズがこのような活動を15年続けていることはうれしいことであり、驚きです。サッカーは有名選手やビッグクラブだけではなく、子供たちがいて成り立っています」と挨拶。続いて、浦和レッズOBの永井雄一郎選手(FIFTY CLUB)と鈴木啓太氏による「おもいやり」をテーマにしたトークショーが行われ、子供たちは楽しそうに耳を傾けた。その後は浦和レッズハートフルクラブの落合弘キャプテンによる、「こころを育む」ための講話がスタート。



落合キャプテンは日頃からハートフルクラブが掲げている3つのキーワード『一生懸命やろう』『楽しもう』『おもいやりを持とう』を紹介し、「一生懸命やることによって楽しいと思えるようになる。そうなれば大丈夫。どんどん成長していける」と説いて、ハートフルクラブが大切にしていることを伝えた。

約1時間の『座学』の後は、お待ちかねのハートフルサッカーの時間だ。埼玉スタジアムのサブグラウンドに移動し、永井選手、鈴木氏も交えてみんなで汗を流した。おもいやりの大切さを学んだばかりのFC山田ヴェルエーニの子供たちや、タイからのゲストであるベン君は、サッカーボールを蹴り合うことで初対面とは思えないほどすぐに打ち解けていった。













午後4時から始まったハートフルサッカーは、雷の接近によって約40分で終了。最後はトップチームの森脇良太がサプライズ登場し会場は騒然。「みんながプロのサッカー選手となって埼玉スタジアムで活躍できるように、サッカーを楽しんでがんばってください」と子供たちにメッセージを送り、記念撮影に加わった。

子供たちはその後、セレッソ大阪戦をスタジアムにて観戦。ハートフルクラブの子供たちがファン・サポーターと一緒に応援歌を歌うのに合わせて、FC山田ヴェルエーニの子供たちやベン君も見よう見まねでリズムを取りながらレッズを応援した。

惜しくもレッズは試合に敗れたが、終了の笛とともに子供たちがレッズの選手たちに拍手。誰もが「楽しかった」と笑顔を見せて充実した1日を締めくくっていた。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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